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RPGツクールGB講座 > 製品紹介
製品紹介
■RPGツクールGB - ゲームボーイカラー専用 コンストラクションツール
発売日:2000.3.17 価格:4800円(税別)
GBシリーズ専用通信ケーブル、ターボファイルGB対応
16Mbit(2MB) + 256Kbit(32KB) SRAM
□公式サイト
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■うちゅう人田中太郎でRPGツクールGB2
- ゲームボーイカラー専用 コンストラクションツール
発売日:2001.7.20 価格:5200円(税別)
GBシリーズ専用通信ケーブル、ターボファイルGB対応
32Mbit(4MB) + 256Kbit(32KB) SRAM
□公式サイト
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製品紹介 - メニュー
◇RPGツクールGBとは
◇うちゅう人田中太郎でRPGツクールGB2とは
◇メニュー
◇ゲーム中の操作&特徴
◇戦闘中の操作&特徴
◇しゅじんこう
◇まほう
◇アイテム
◇マップ
◇モンスター
◇てきマップ
◇メッセージ
◇タイトル
◇イベント
◇サンプルロード
◇テストプレイ
◇データのクリア
◇キーワード
◇サンプルをみる
◇GB1サンプルゲーム“NOBLE CAT”
◇GB2サンプルゲーム1“おさとうクエスト”
◇GB2サンプルゲーム2“MONSTERスク〜ル”
◇GB2チュートリアル
製品紹介 - 詳細
携帯ゲーム機用初のRPGツクール。
いつでもどこでも気軽にRPGが作れるというのが最大のウリ。
収録されているグラフィックを使って自分なりに作っていくことで、オリジナルのRPGが初心者でも簡単に作れる。
主人公やモンスター、アイテムといったRPGにおいて必要なものは名前とグラフィック、パラメータ等を
設定していくだけでスムーズに作成できたり、マップはパズルのように組み込んでいくだけで作成できる。
ただ、簡単に作成できるという反面、逆に容量や自由度がかなり低いというデメリットもある。
演出を派手に見せたり、長編のゲームの作成は難しい。
あくまでも、手軽なゲームを作成したい人向けといえるだろう。
ちなみに、別売りのターボファイルGBを使う事によって作成したゲームデータを保存できる。
さらに通信ケーブルを使えば同ソフトを持っている人とデータやゲームを交換ができる。
RPGツクールGBの続編。
何故か田中太郎というキャラクターとタイアップしている。
そのため、田中太郎用の素材が大幅に用意されている。
OPからいきなり田中太郎のド派手なムービーが流れるので、田中太郎さえいなければ…、という方も多いのではないだろうか。
内容については前作(RPGツクールGB)とさほど変わらず。
操作方法やエディタ画面、作成の手順はほぼ変わりないので、前作からやっている人も戸惑うことなく作ることができる。
あまりにも前作と変わりないので、もうちょっと変化が欲しかったという感は少しありますが。
ちなみに前作からの大きな変更点といえば、顔グラフィックやシーングラフィックの追加、モンスターグラフィックの大幅追加、
細かい点でも敵出現率の設定、テストプレイ編集機能などちょこちょこ進化を遂げている。
他、田中太郎(おしえタロウ)がゲームの作成を易しく教えてくれるチュートリアルも搭載されている。
これは、初心者にとってはかなり嬉しい機能。
だが、やはり田中太郎という存在が妙に気にかかってしまうのは言うまでもない…。
▽RPGツクールGB
ゲーム…エディットで作成したゲームをプレイします。
サンプル…サンプルゲーム“ノーブルキャット”をプレイします。
エディット…ゲームを作成します。
せってい…ユーザーゲームモードに切り替えます。
つうしん…通信ケーブルを使ってデータのやりとりをします。
ターボファイル…ターボファイルGBを使ってゲームを保存したりします。
▽うちゅう人田中太郎でRPGツクールGB2
ゲーム…エディットで作成したゲームをプレイします。
サンプル…サンプルゲーム“おさとうクエスト”or“モンスタースク〜ル”をプレイします。
せってい…カーソルスピード、エディターBGM、ユーザーゲームモードの設定をします。
エディット…ゲームを作成します。
つうしん…通信ケーブル、TFGBを使ってデータの通信をします。
チュートリアル…遊びながら操作方法が分かるチュートリアルをプレイします。
ここでいうゲーム中の操作とはゲームプレイ時のもの。
画面は一画面表示タイプです。
一画面の端にプレイヤーが行くと次の画面に切り替わります。
ただし、フィールドのみプレイヤーが常に画面の真中にいるタイプです。
次に、主人公は必ず足踏みをしています。(変更不可)
それからパーティは全員表示です。(変更不可)
Bボタンを押すと右下(or右上)にメニューが表示されます。
『メニュー』
●つよさ
パーティのステータスを確認する事ができます。
各キャラクターの状態、装備品、覚えている魔法を確認できます。
他、ゲームのセーブをする事ができます。
セーブは、乗り物に乗っているとき以外ではどこでもすることができます。
●つかう
持っているアイテムを使用することができます。
各アイテムには簡易的な説明が表示されます。
※RPGツクールGBでは表示されません。
●すてる
持っているアイテムを捨てます。
●まほう
覚えている特技を使用する事が出来ます。
ここに表示されるのは覚えている魔法のうちマップ上で使えるものだけです。
各魔法には簡易的な説明が表示されます。
●そうび
所持している武器を装備したり外したりできます。
●ならび
パーティーの並びを変更出来ます。
RPGツクールGB、GB2の戦闘はフロントビュー戦闘です。
モンスターは最大3体まで出現できます。
なお、出現モンスターは設定した中(最大6体)からランダムに1〜3体出てきます。
魔法エフェクトはモンスターにかけた時にのみ表示されます。
モンスターが使ってきた場合は全体が一瞬赤くなります。
状態異常時は“どく”や“マヒ”といった名前でウィンドウに表示されます。
モンスター側の場合は記号が表示されます。(状態異常によって記号は異なる)
攻撃時は何も装備していない場合、殴るエフェクト。
武器を装備している場合は斬るエフェクトが表示されます。(変更不可)
モンスター攻撃時は画面が揺れます。
『戦闘コマンド』
最初にパーティ全体の行動を決め、戦う場合は各キャラクターの行動を決めます。
□パーティ全体の行動
オート…プレイヤー全員が自動で戦います。
※スタートボタンを押すことでオート解除ができます。
たたかう…各キャラクターの行動を決めます。
にげる…戦闘から逃げます。逃げられない場合もあり。
※イベント戦闘からは絶対に逃げられません。
□各キャラクターの行動
こうげき…相手から1体を選び、素手or武器で攻撃をします。
ぼうぎょ…身を守って受けるダメージを減らします。
まほう…覚えている魔法を使用します。(簡易説明表示なし)
どうぐ…持っているアイテムを使用します。(簡易説明表示なし)
GB、GB2共に8つまで作れます。
透明の主人公を作っておくとイベント演出などの時に便利です。
名前(最大5文字)グラフィック、初期レベル、各パラメータ、覚える魔法を設定します。
各パラメータは、ちから(攻撃力)、かしこさ(MP)、たいりょく(HP、防御力)、
すばやさ(素早さ)の4つ(数値の最大は30)を設定する事で自動的に決まります。
たいりょくがHPと防御力の2つに関わっているのが少々きついところ。
なお、パーティの最大は3人までです。
なお、しゅじんこうエディタでは他に、初期パーティ、乗り物、BGMの設定も行ないます。
BGMは“せんとう”や“まち”“むら”“ダンジョン”といったそれぞれのBGMを決めます。
このマップではこの曲、こっちはこの曲といったような細かい事は出来ません。
なので、ダンジョンのBGMを“ダンジョン”にした場合、ダンジョンとして作成したマップ全てで、
ダンジョンのBGMが流れるという形になります。
それぞれのマップでBGMを変えたい場合は、自動スタートイベントを利用しましょう。
GB、GB2共に全部で40個まで作れます。
ただし、元から魔法の種類(HP回復、毒を治すなど)が決まっているので、
回復魔法を多量に作ったりや、毒を治す魔法を2つ以上作ることは出来ません。
例を言うと攻撃魔法は単体攻撃が9個まで、全体攻撃が6個まで作れます。
設定する項目は種類によって異なりますが、名前は最大で6文字までです。
GBは115個まで、GB2では110個まで作れます。
魔法と同じく、アイテムも元から種類が決まっています。
なので、武器や防具を作る際は多く作成できないので注意が必要。
設定する項目は、名前(最大6文字)、値段、効果量(効果ポイント)等です。
値段を0にした場合は店で売る事は出来なくなります。
値段を設定した場合は、売る際はその値段の半分が金額となります。
それぞれの種類の最大作成数は以下の通り。
どうぐ(効果のないイベント用などのアイテム)…15個(GB2は10個)
ぶき(攻撃力アップ)…20個
よろい(防御力アップ)…15個
たて(防御力アップ)…10個
そのた(素早さアップ、GB2では名称がかざり)…10個
HPかいふく…2個
MPかいふく…3個
まほうアイテム(魔法エディタで作成したのと同じ効果をもつ)…40個
GB、GB2共に25個まで作れます。
フィールドは4タイプの中からひとつ選ぶ。(これはマップ最大作成数には含まれない)
GB2の場合は7タイプの中から選ぶ。(隠しマップ含む)
やはり魔法、アイテムと同じくマップも種類が決まっています。
設定できる項目は名前(最大6文字)、フロア、マップなどです。
マップは決められた一画面のパーツを決まった範囲に組んでいくというもの。
それぞれの種類の最大作成数、フロア、範囲は以下の通り。
▽RPGツクールGB
おしろ…5個 フロア…4フロア 範囲…5×5
まち…5個 フロア…2フロア 範囲…5×5
むら…5個 フロア…2フロア 範囲…5×5
ダンジョン…10個 フロア…7フロア 範囲…6×6
(ダンジョンの種類は“つち”“こおり”“レンガ”“いし”の4つから選択)
▽うちゅう人田中太郎でRPGツクールGB2
おしろ…4個 フロア…4フロア 範囲…5×5
まち…4個 フロア…2フロア 範囲…5×5
むら…5個 フロア…2フロア 範囲…5×5
がっこう…1個 フロア…4フロア 範囲…5×5
げんだいのまち…1個 フロア…2フロア 範囲…5×5
ダンジョン…10個 フロア…7フロア 範囲…6×6
(ダンジョンの種類は“いわ”“こおり”“レンガ”“もり”の4つから選択)
GB、GB2共に72体まで作ることができます。
各モンスターには、名前(最大6文字)やグラフィック、各パラメータ、タイプ、
オプション、効果ある魔法、財宝などを設定します。
タイプとは性格タイプのことで、戦闘での行動パターン、使用魔法に違いがあります。
タイプの種類は“こうげき”“ぼうぎょ”“ほじょ”“かしこい”の4つから選択します。
オプションではモンスターの使用する魔法や行動を選択します。
効果ある魔法とはいわゆる魔法耐性で、効くか効かないかを選択します。
財宝とは戦闘終了後に落とすアイテムの設定です。
落とすアイテムと落とす確率を設定します。
確率については以下の通り。
かならず…100%
よくでる…50%
レア…10%
げきレア…2%
各マップに出現するモンスターを設定します。
出現するモンスター(最大6種類)を設定します。
(戦闘に出現するのは最大で3体まで)
なお、GB2のみ出現率の設定もできます。
おおい、ふつう、すくないの3つから選択します。
モンスターが出現する範囲ですが、通常のマップとフィールドでは違いがあります。
通常のマップ(街やダンジョン)ではフロアごとに設定。
フィールドマップではあらかじめ決められたエリアごとに設定します。
なお、てきマップでは戦闘のテストもできます。
各マップごとのメッセージ最大作成量は異なります。
お城、街、村、現代の街(GB2)、学校(GB2)は最大で60個、ダンジョンは60個です。
それぞれのマップで作成したメッセージは他のマップで表示する事は出来ません。
ちなみに、よくつかうメッセージは30個まで作成できます。
このよくつかうメッセージとはどのマップでも表示できるメッセージのことです。
ひとつのメッセージは16文字×4行で入力します。
表示される時は2行ずつに分けて表示されます。
メッセージでは各エディタで作成したデータの名前を使う事ができます。
これを利用すれば文字を打つ手間が省ける上、消費容量も少なくて済みます。
ゲーム中に主人公の名前変更などをする場合は、この方法をとる必要があります。
なお、メッセージにはイベントと同じくメッセージ容量というのがあります。
それを全て使い切ればメッセージは打てなくなってしまいます。
長い文章などを打つ際は節約をすることをお勧めします。
ゲームの最初に表示されるタイトルを作成します。
タイトル名(8文字×2行)、背景、タイトルのBGM、作成者名(最大16文字)を設定します。
作者名はゲームの最初とエンディングで表示されます。
このエディターでゲームの動きを作っていきます。
村に人から建物のドア、宝箱など全てをイベントといいます。
このイベントをマップに配置していく事により、シナリオを作成していきます。
イベントの種類は“ひと”“もの”“たから”“たてもの”の4種類です。
ひとは動けるイベント(いわゆる人やモンスターなど)を作ります。
ものは動けないイベント(木やつぼなど)を作ります。)
たからは簡単に宝箱イベントが作れます。(中身は最大1個まで)
たてものはフィールド上に配置するイベントで、街やお城といった場所の作成に使います。
各イベントはそれぞれグラフィックやイベント内容などを設定していきます。
ひとつのイベントの最大ページ数は4ページまでです。
一画面に配置できる各イベントの数はあらかじめ決まっています。
ここで作ったイベントたちはテストプレイで動作確認をしましょう。
なお、イベントにはイベント容量があります。
イベントを作っていくと減っていき、尽きるとそれ以上作成できなくなります。
長編を目指している人は色々と節約をしてみましょう。
収録されているサンプルゲームをロードして中を見ることができます。
ただし、作成中のデータがある場合は、消えてしまうので注意が必要。
作成したゲームのテストプレイをします。
作ってきたゲームが正常に動作するか、ミスはないかなどしっかり確かめましょう。
なお、テストプレイ中は実際のプレイ中にはできないことができます。
それは以下の通り。
◎スタートボタンを押しながら移動する事で通り抜けられない箇所を通り抜けられる。
※フィールド中は+移動速度アップ。
◎セレクトでデバッグメニューが表示できる。
デバッグメニューではテストプレイを止めてエディターに戻ったり、
戦闘の扱いを変更(ふつう、かんい、なしの3つ)したり、
スイッチのオンオフの切り替えができます。
なお、GB2ではさらに以下のことができます。
・主人公パーティの組替え
・パーティのレベルやパラメータの変更
・アイテムの増減
・お金の増減
・乗り物の位置をエディター上の初期位置に戻す
作成中のエディットデータを削除する事ができます。
データ全てを削除できる他、各エディタごとに削除もできます。
なお、GB2の場合はエディット画面でセレクト画面を押すことでクリア画面に移行します。
GB2のみの機能。
メッセージでよく使用する単語を最大5文字までで10個登録できます。
ここで作成した単語はメッセージにて使用が可能。
打つ手間が省ける上、メッセージ消費容量も少ないので便利。
GB2のみの機能。
サンプルゲームの中身を見ることができます。
サンプルロードと違って、ロードせずに見ることができるので作成中のデータが
消えることがなく便利。
RPGツクールGBに収録されているサンプルゲームは“NOBLE CAT(ノーブルキャット)”というもの。
魔法でネコに姿を変えられてしまった王女ニーナの魔法を解くために、
主人公のロコはニーナと共に旅立つという話。
シナリオ自体はごくごく普通のRPGなのですが、ベッドで寝る度に
ニーナがネコから元の姿に戻ったり、またネコに戻ったりとする
システムなどがあり、なかなか凝っているためサンプルとして参考になるのではないだろうか。
RPGツクールGB2のサンプルゲーム2つのうちの1つ。
ソフトのキャラクターともなっている田中太郎のキャラクター達が登場する。
ストーリーは、みんなが楽しみにしている給食がしょっぱいがために、
主人公のタカシはタロウと共に原因を確かめるため給食室へと向かう…というもの。
なお、このゲーム中に登場する“ブロマイド”というアイテムを手に入れると
ツクールGB2の素材が増える。(詳細は“隠しグラフィックの出し方”)
RPGツクールGB2のサンプルゲーム2つのうちの1つ。
GB1の発売記念として開催された“タッグでツクールコンテスト”の最優秀作品。
校長先生から新米教師のゲンゴ先生への依頼はマモン島に行って生徒の面倒を見て欲しいというものだった。
マモン島にやってきたゲンゴ先生でしたが、なんと受け持つ生徒は人間の言葉を教えて欲しいというモンスター達だったのです。
というのがストーリー。
さすが優秀作だけあって、プレイヤーの決めた言葉を自由に教えられたり、ダンスゲームなど
かなり凝られた出来となっている。
RPGツクール初心者のためのチュートリアル。
ゲームのところどころに登場する“おしえタロウ”に話し掛ければ、
イベントの作り方を丁寧に教えてくれる。
チュートリアル自体もひとつの物語となっているため、遊びながら学べる。